兵庫県企業庁 メガソーラープロジェクト

背 景

(1) 低炭素社会の構築

兵庫県では、地球温暖化対策の取り組みとして「兵庫県地球温暖化防止推進計画」を策定し、再生可能エネルギーの導入拡大と省エネ対策の促進を掲げ、温室効果ガスの排出が少ない低炭素社会の実現を目指しています。

(2) 再生エネ特措法の施行

3.11原発事故を契機として、多様なエネルギー源確保の重要性が全国的に増すなか、太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及を目的とした「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(再生エネ特措法)」が平成24年7月から施行され、同法に基づく固定価格買取制度がスタートしました。

目 的

(1) 再生可能エネルギー普及拡大への貢献

兵庫県企業庁が保有する資産・用地に、太陽光発電施設を整備することにより、再生可能エネルギーの普及拡大に貢献するとともに、安定的な電力供給の一端を担います。

(2) 保有資産の有効活用

水道用水供給事業、工業用水道事業が保有する資産(ダム、土地)や、地域整備事業が保有する当面分譲が見込めない用地の暫定的利用として、太陽光発電施設を整備し、売電収益により各事業の経営向上を図ります。

 

発電所の位置 (稼働中・建設中のもの)

 

番号 事業箇所 所在地 設置面積 発電出力
  1 三田カルチャータウン 三田市学園1丁目 8.6ha 6,530kW
  2 網干沖地区 姫路市網干区網干浜 1.5ha 1,180kW
  3 神谷ダム堤体法面 姫路市豊富町神谷 3.2ha 4,990kW
  4 神谷ダム土取場 姫路市豊富町神谷 1.7ha 1,780kW
  5 中西条地区 加古川市八幡町中西条 1.7ha 1,590kW
  6 平荘ダム堤体法面 加古川市平荘町池尻 1.6ha 1,610kW
  7 権現ダム堤体法面 加古川市平荘町上原 1.9ha 1,760kW
  8 養老ポンプ場 加古川市平荘町養老 0.8ha 550kW
  9 播磨科学公園都市 たつの市新宮町光都2丁目 6.0ha 5,000kW
たつの市新宮町光都3丁目 2.2ha 2,000kW
赤穂郡上郡町光都3丁目 0.7ha 610kW
  10 佐野地区 淡路市佐野新島 2.5ha 2,000kW
    32.4ha 29,600kW

平成27年2月末現在

三田カルチャータウン、②網干沖地区、④神谷ダム土取場、

⑤中西条地区、⑦権現ダム堤体法面、⑧養老ポンプ場、

⑨播磨科学公園都市、⑩佐野地区

の10箇所の太陽光発電所が運転中

特 徴

 

(1) 新たな役割・機能の付加

神谷、平荘及び権現ダムは、水道・工業用水を貯留するという役割を果たしていますが、ダム堤体を有効活用することにより、本来の目的を損なわず、太陽光発電という新たな役割を担います。太陽光発電のために新たな開発や造成を行わないため、地域環境への影響が極めて少ない整備手法です。

画像:効率的なパネル配置

(2) 好条件の方位角、傾斜角

これらのダムの堤体は、いずれもほぼ真南向きで、緩やかな傾斜であるため、太陽光発電に適した好条件を備えています。

(3) 効率的なパネル配置

太陽光発電パネルに影がかかると、発電出力が大幅に低下します。平坦地に比べ、ダム堤体の緩やかな傾斜地では、設置間隔を密に配置できます。

画像【Topic2】木製架台の採用

画像:災害

(1) 森林の公益的機能の向上

兵庫県の土地面積の67%を占める森林は、水源のかん養や二酸化炭素の吸収、災害の防止などの公益的機能を有しています。これら機能は、間伐など適切な森林整備により有効に発揮されるため、木材利用を促進し、円滑な林業生産サイクルを維持する必要があります。播磨科学公園都市では、太陽光パネルの架台に県産の木材を利用することによって、森林整備を促進し、森林の公益的機能の向上に寄与します。

(2) 地域産業の活性化                                                          

県産の木材を利用した木製架台の採用により、新たな木材需要が発生し、また、製材業をはじめとする、木材に関係する一連の地域産業の活性化が期待されます。

 

(1) 災害時の非常用電力の供給

播磨科学公園都市では、太陽光発電施設を活用し、災害時における情報収集のためのテレビの電源や携帯電話の充電用電源など、地域住民に対しての非常用電源を備えた集会施設を整備します。

(2) 共同研究・環境教育への活用 横に画像

三田カルチャータウン及び播磨科学公園都市では、近接する大学・高校との連携によるクリーンエネルギーに関する共同研究などが期待できます。また、網干沖地区における「エコパークあぼし」との連携など、近接する関連施設との連携を図り、多くの方々に「見て、触れて、学んで」いただく体験型学習を通し、環境関連施設への理解を深め、持続可能な地域社会の創造に貢献していきます。

10月30日 16時03分


全発電所合計

発電出力
29,600 kW
現在の発電出力
3,732 kW
本日の発電電力量
74,432 kWh
発電開始からの累計
214,332,599 kWh
CO2削減量 累計
101,808.0 t